トップページにつけられたサブタイトルは「ヨタ話的競馬予想」。
このような名前のとおり、いいかげんな予想をしているのか。そう思いきや、どうしてどうして、予想はいたってオーソドックスな正統派である。
たとえば今週のスプリンターズSの予想は、“「スピード、クオリティ、勇気」の巻”と題して海外勢の取捨選択をテーマに、簡潔明快な予想を披露している。
これまでのスプリンターズSの歴史を簡単にふりかえり、海外勢の不振ぶりをふまえたうえで、「今年の2頭はこれまでの遠征馬とは格段に違いますからね」として、香港の“英雄”サイレントウィットネスに◎を打っている。
サイレントウイッットネスには勝者の条件である「スピード、クオリティ、勇気」が備わっているということだ。うまいタイトルのつけかただと思う。
また、出馬表に記された各馬に対する「寸評」は本質をとらえていて鋭い。G1だけ馬券を買うライトなファンが出走馬の特徴をザッととらえるにはおおいに参考になるだろう。
とても「ヨタ話」とはいいがたい。非常にうまくまとまった予想サイトである。
神戸新聞杯の予想は、どのサイトをみても◎ディープばかり。ここまで圧倒的な強さを見せつけているうえに、夏も順調に過ごしたとみられているのだから、仕方がないといえるだろう。
しかしだからこそ、もし波乱が起きたらでかい。そして波乱が起きるとすれば、本番の菊よりも休み明けとなるこのレースだろう。
そう考えてあえて、ディープインパクトに◎を打っていない予想サイトもある。
なかでも注目すべきは、「毎日新聞/松沢一憲のデータ作戦」だ。
「2戦2勝と底を見せていない魅力は大きい」として、藤沢厩舎の秘密兵器・マチカネキララを本命としているのだ。
「セントライト記念を回避して、あえてディープインパクトにぶつけるのは成算があるからこそ。打倒怪物に1票を投じてみる価値はある。」
「松沢一憲のデータ作戦」はマチカネ本命の理由をそう書いている。
ディープインパクトで鉄板と思える今年の神戸新聞杯。だが過去には、単勝オッズ1.0倍のナリタブライアンがまさかの敗戦を喫した1994年の京都新聞杯のような例もある。
今年もあのときのような“奇跡”がおこるのだろうか?
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